鈍感さんに恋をした。
俺とるうは、再び校舎内へ。
ナギのクラス、2年3組では、メイド執事喫茶をやっている。
これがまた、結構本格的にやっているらしい。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
教室に入るなり、そう迎え入れたくれたのは、執事の格好をしたナギだった。
「ぷはっ、ナギめっちゃウケる。
つかお前、正装似合い過ぎだろ」
確かに。
蝶ネクタイがビシッと決まっていて、ナギに良く似合ってるし、男の俺でも惚れてしまいそうな位カッコいい。
畑が見たら、どんな顔すっかな。
「へへ、だろ?
お陰様で、店内の女子からモテまくりなんですよっ」
ナギが自慢気に言った。
その後、ナギに席に案内された。