鈍感さんに恋をした。
これは“恋”?*莉愛side*
「莉愛~、おはよっ!!」
翌朝、今日も麻琴と楓が待っていた。
「麻琴、楓、おはよう」
早速3人で並んで歩き出す。
「莉愛、昨日どうだった?!」
楓が興奮気味に聞いて来た。
「なんか… キス?されたみたい…」
「キスぅぅっ!?」
「えっ、キス!?」
2人とも、すごく驚いてる。
キスって、なんかとんでもない事?!
えっ、ヤバいじゃんあたし!
「すごい… すごいよ、莉愛~!」
麻琴があたしの肩を揺さぶる。
「あ、あのね、聞いて欲しいんだけど」
「ん、何々っ?!」
「なんでも聞くよっ!」
「なんかね...湯河原センパイといた時、たまに胸がキュンってしたんだけど…
これって、何?」