鈍感さんに恋をした。
楓が言った言葉に背筋がゾクッとした。
「あたし、まだ生きたいし、食べられたくないよ!」
そう言うと、また2人はポカンとした顔をして
「…クラス表、見よっか」
とクラス表に視線を移した。
もう、あたしには意味わかんないよ。
女遊びとか、食べるとか。
…もう、考えるのやめよう。
あたしもクラス表に視線を移した。
「あたしあったぁ!」
一番最初に名前を見つけたのは、麻琴。
あたしと楓は、同時に見つけた。
「何組か一斉に言い合おうか」
麻琴が提案して、あたし達は賛同した。
「せーの…」
「「「5組!!」」」
「えっ、皆5組?」
楓がびっくりした顔をする。
あたしもびっくりだった。