鈍感さんに恋をした。
甘いランチタイム*湯河原side*
「湯河原くーん!」
ドア付近で、クラスの女子が俺の事を呼んでいた。
俺アイツと話した事一切ないんだけど。
なんなんだよ…
そう思い行ってみると
「莉愛ッ!それにるうにナギも、畑と松野までいる!どーかしたの?」
そいつの後ろには、なんと莉愛達がいたのだ。
まさか、莉愛に会えるなんて~。
素直に嬉しい。
でも、莉愛を見ると、今朝の出来事を思い出す。
あのクソ女… 莉愛と折角良い感じで登校してたのに、あそこで妨害して。
あれには、ガチでムカついた。
俺あの後逃げちゃったし。
何やってんだよ、俺…
莉愛に、女遊びとかそういうのが、わかる訳ねぇじゃないか。