鈍感さんに恋をした。
その後入学式があり、終わった後に麻琴が楓がやって来た。
どうやら近くの席の子から合コンに誘われたらしい。
「ね。莉愛も行こ?」
楓からお誘いが来たけど、あたしはハァと溜め息を付いた。
楓はミーハーだから、こういうの断り続けるとキリがない。
「…いいよ。」
あんま行きたくないけど、仕方なく頷くと、楓はパアッと顔を明るくした。
まぁ、いいか。
楓も喜んでるし、どうせ暇だし。
「でね、でね!その合コンの相手、みーんな2年の先輩なんだって!」
麻琴が嬉しそうに言う。
別に、あたしはそんなのどうでもいいけどさ...
麻琴と楓に引っ張られて連れて来られたのは、3人でよく来た駅前のカラオケ。