絶望エモーション
「私、お米炊けるよ。あと、じゃがいもの皮むきはお父さんより上手だと思う」


「お、頼むよ。じゃあ買い物から始めようかな」


私とお父さんは立ち上がった。
外は夕焼けが引っ込み、薄暗くなっていた。
カレーを煮込む時間あるかなぁ。
でも、お母さんが驚く顔が見たいから、私とお父さんは頑張ってみようと思う。


お母さんとお父さんと、私。

不思議な家族。

このままでもいいし、もうちょっと家族らしくなってもいい。





end















歪んだ愛しい恋物語、これにて幕とさせていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
あとがきに代えまして。
2015.10.14
砂川雨路


< 205 / 205 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:547

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

元カレ救命医に娘ともども愛されています

総文字数/101,605

恋愛(純愛)158ページ

表紙を見る
かつて女の子だった人たちへ

総文字数/99,972

恋愛(その他)165ページ

表紙を見る
熱情滾るCEOから一途に執愛されています~大嫌いな御曹司が極上旦那様になりました~
  • 書籍化作品
[原題]じゃじゃ馬は馴らさずひたすら愛でるもの

総文字数/106,766

恋愛(純愛)207ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop