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12月22日。世間一般では冬至と呼ばれている日だ。
俺は今日も紫音の病室へと足を運ぶ。
今は一日…一時間、いや…一秒でも長く、紫音と過ごしていたかった。
「翔……ちゃおっ…」
弱々しく手を挙げて、紫音は俺を迎えてくれる。
日に日に確かに弱っていく紫音を見るのは、とても辛かった。
だけど一番辛いのは紫音だ。紫音の前ではいつも通りに接してあげたい。
『いつまでも変わらない私達でいようね』
三人で結んだ約束。
俺は絶対に守るからな。
紫音…。
その時、病室の扉が勢いよく開いた。そこには、いつもの面々の姿があった。
「翔さん、抜け駆けなんてずるいですよ?私達も紫音の友達何ですから」
「そうだぜ、紫音も掛け替えのない仲間なんだからよ」
「……はは、悪い」
……変わらない友情。
紫音にも、弱々しくだが笑みがこぼれた。
俺は今日も紫音の病室へと足を運ぶ。
今は一日…一時間、いや…一秒でも長く、紫音と過ごしていたかった。
「翔……ちゃおっ…」
弱々しく手を挙げて、紫音は俺を迎えてくれる。
日に日に確かに弱っていく紫音を見るのは、とても辛かった。
だけど一番辛いのは紫音だ。紫音の前ではいつも通りに接してあげたい。
『いつまでも変わらない私達でいようね』
三人で結んだ約束。
俺は絶対に守るからな。
紫音…。
その時、病室の扉が勢いよく開いた。そこには、いつもの面々の姿があった。
「翔さん、抜け駆けなんてずるいですよ?私達も紫音の友達何ですから」
「そうだぜ、紫音も掛け替えのない仲間なんだからよ」
「……はは、悪い」
……変わらない友情。
紫音にも、弱々しくだが笑みがこぼれた。