R男子★
 「そうしたら、・・キス、されちゃったの・・・・・・」





 あまりの後ろめたさと罪悪感で、下を向いたあたし。





 「へぇ、」





 卓也が発したのはその一言だけ。





 出口の側に立っていたあたしの横を通り抜けて、図書室から出て行った。
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