お前のこと、落としてやるよ。


そう言って再び塞がれる唇。


好き、大好き、皐月。



「一生離すきねーよ。」



唇が少し離れ、言われたその言葉に心臓が大きくなった。



「うん、一生離さないでね、皐月。
私も離さないから。」



三ヶ月で皐月の宣言通り落とされた私。



やっぱり私は皐月の事を好きになる運命だと思うんだ。




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