お前のこと、落としてやるよ。


ドリンクバーに着くと迷わずコーラのボタンを押した。



そして先程いれたばかりのコーラをストローなしでゴクゴクと音をたてながら飲み干す。



ぷはぁ。やっぱり何かあったらこうするのが一番だよ。



「いい飲みっぷりだね」



クスクスという笑い声と同時に後ろから聞こえてきた声。



「む、向井(むかい)くん……!」



そこには、クラスメイトの向井くんがコップを片手に立っていた。



「青瀬さんも飲み物つぎにきたの?」



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