お前のこと、落としてやるよ。
と、思っていたが、
「永遠ちゃん!チアガール風に決定でいい?」
応援団のメンバーにキラキラした眼差しを向けられてしまい、頷くしかなかった。
*
球技大会前日。
昼休み。応援団の人が被服室に集められた。
「衣装出来たよ!じゃっじゃーん」
そう言って家庭科部の子が(衣装は、家庭科部の人に作ってもらった)前につきだしたのは、ピンクがベースのフリルが少しチアガール衣装。
「「うわー、可愛い!!」」