あなたの向日葵になりたい
するとそこには、莉音ちゃんのお兄ちゃんの翔平くんと莉音ちゃんらしき頭が。




そういえばしょうくんもこの高校だった様な……気がしなくもなかった。




莉音ちゃんと幼馴染のため、しょうくんとも一様幼馴染だけれど、女の子と男の子っていう違いからかあまり遊んだことはなかった。




しょうくんはいっつも外で鬼ごっことか、それこそサッカーだったり体を動かすことばかりやっていた。




それに対して私と莉音ちゃんは、家の中で小さい時は人形遊びとかおままごとをやって今ではただ話すことが多くなっている。




「なんか、伊月先輩に拒否権無く連れて来られた」




嫌味に言えばしょうくんは驚いてから苦笑いをしはじめて、伊月先輩からは睨まれる。




流石に伊月先輩にも慣れ始めて、そこまで怖くないけれどこう何回も睨まれて良い気はしないからベーって伊月先輩に向かってした。




すると、伊月先輩以外の人たちがみんな笑い出す。




伊月先輩はぎょっとして、今度は先輩が固まった。　




ここの人たちは一体何なの。




何でこんな、喜怒哀楽が激しいの。
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表紙・目次

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