あなたの大切なひと
令子から、連絡があり、ランチをすることになった。
「実はさ、いつも文句言ってた彼のこと、いつの間にか好きになってたの」
「ええーっ。?だって、奥さんも子どももいるんでしょ?」
「うん。でも、気持ちが止められない。」
令子は思ったら、突き進む、まっすぐだ。今回もその通り、まっすぐに想ってしまった。
相手の家庭なんてどこかに飛んでしまったようだ。
困ったことになったな。


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