不器用な恋心





「ははっ、可愛すぎ。2年になって同じクラスで、席も隣で幸せだーって思ったんだけど、余計ね、緊張しちゃってさ?」



だから、無愛想だったのか……。



「俺、元々人見知りだしかなり無愛想に見えてたよな?挨拶されたけど、まじで声でなくて。俺、小野さんのことになるとすげーヘタレらしい。今までごめんな?」



全然いい!!確かに悲しかったけど、今となってはとっても可愛くて仕方ない。



「……好きだよっ。高島くん」


「あぁ、俺も。小野さんのこと好きだよ」




あぁ、もう。

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