短編: ハニーガール
⚫︎甘くて
遊園地の、次の日の学校。
いつもは休み時間でも僕にべったりのみったんが、僕の教室に来ない。
周りも尋常じゃない空気感を読み取ってか、話しかけてこない。
「おい、文康!お前彼女と喧嘩したの?」
「ちょっとね…昨日怒らせちゃって…」
クラスでは一番仲のいい裕太が話しかけてきた。
昨日のことを全て話したが、お前は悪くないじゃん!の一点張りで全く相談にならない。
なんとかこの喧嘩の脱却策はないのか。
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