プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
「パパとママって、もしかして同じ高校の部員とマネージャーだったの!?すっごく素敵!
卒アルとかないの?」
パパとママが、あたしと一輝くんみたいに高校の時に運命の出会いをして、そして部内恋愛の果てに結婚していた、なんて。
きっとあたしと一輝くんも、パパとママみたいになるに違いないと勝手に決めつけ、ガゼンテンションの上がったあたし。
同じ部活をしていたのは認めたものの、照れているのか部内恋愛のことは二人とも曖昧にごまかしていたけれど、何度も卒アルをねだると。
ちょうど夕食をみんなが食べ終わった頃、しつこいあたしに根負けしたパパが卒アルを持ってきてくれた。
「パパもママもわかーい!可愛いー!
あれ?これヒロシおじさん?」
卒アルの部活のページを開くと、赤と白のしましまの野球ユニフォームをきた野球部員の集合写真のはしっこに写っているジャージを着たママ。
日焼けしたひとばかりなのに、あたし同様焼けにくい体質で一人だけ色の白いパパ。
二人とも面影があるからすぐに分かった。
もう一人面影のある人を見つけて、アルバムから顔を上げると、そうだよとパパ。
卒アルとかないの?」
パパとママが、あたしと一輝くんみたいに高校の時に運命の出会いをして、そして部内恋愛の果てに結婚していた、なんて。
きっとあたしと一輝くんも、パパとママみたいになるに違いないと勝手に決めつけ、ガゼンテンションの上がったあたし。
同じ部活をしていたのは認めたものの、照れているのか部内恋愛のことは二人とも曖昧にごまかしていたけれど、何度も卒アルをねだると。
ちょうど夕食をみんなが食べ終わった頃、しつこいあたしに根負けしたパパが卒アルを持ってきてくれた。
「パパもママもわかーい!可愛いー!
あれ?これヒロシおじさん?」
卒アルの部活のページを開くと、赤と白のしましまの野球ユニフォームをきた野球部員の集合写真のはしっこに写っているジャージを着たママ。
日焼けしたひとばかりなのに、あたし同様焼けにくい体質で一人だけ色の白いパパ。
二人とも面影があるからすぐに分かった。
もう一人面影のある人を見つけて、アルバムから顔を上げると、そうだよとパパ。