プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
「なに?将来の夢?
なつかしー。秀、メジャーリーガーだって」
一輝くんがさした、一人一人の作文の一番最後のページには、クラスのみんなの将来の夢が書かれていた。
うちのクラスの男子はスポーツ選手系、女子は看護師保育士が多かったっけ。
自分が何て書いたのかさっぱり思い出せないけど、上から順番に男子のとこから見ていけば、昔の思い出がよみがえってくる。
「男子って、野球選手とか多いよね。
秀の場合は、本気でプロ目指してそうだけど」
大抵は夢は夢で終わったりするけど、秀だったらマジで叶えちゃいそう。銀月館だし。
でもあいつ、なんでプロ野球選手じゃなくて、ピンポイントでメジャーリーガーなんて書いたんだろう?
「みどり先輩も、メジャーリーガーのお嫁さん、なんですね」
「え?あたしそんなこと......ほんとだ」
一輝くんから言われたことに、全く見に覚えがなくて首をひねるけど、女子のなかから自分の名前を探すと、確かにそう書いてあった。
なつかしー。秀、メジャーリーガーだって」
一輝くんがさした、一人一人の作文の一番最後のページには、クラスのみんなの将来の夢が書かれていた。
うちのクラスの男子はスポーツ選手系、女子は看護師保育士が多かったっけ。
自分が何て書いたのかさっぱり思い出せないけど、上から順番に男子のとこから見ていけば、昔の思い出がよみがえってくる。
「男子って、野球選手とか多いよね。
秀の場合は、本気でプロ目指してそうだけど」
大抵は夢は夢で終わったりするけど、秀だったらマジで叶えちゃいそう。銀月館だし。
でもあいつ、なんでプロ野球選手じゃなくて、ピンポイントでメジャーリーガーなんて書いたんだろう?
「みどり先輩も、メジャーリーガーのお嫁さん、なんですね」
「え?あたしそんなこと......ほんとだ」
一輝くんから言われたことに、全く見に覚えがなくて首をひねるけど、女子のなかから自分の名前を探すと、確かにそう書いてあった。