プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
「うーっす、にっしー。
誰こいつ?」
「敦士、はよ」
ダメージジーンズにチャラい感じのロンT、それから耳にはいくつもピアス。さらに長めの茶髪にパーマなんかかけちゃって、見るからにチャラいこいつは、いちおうあたしの彼氏。
ちなみに高校入って四人目。
こんなんでも顔だけはイケてるし、彼氏もいなかったからなんとなく付き合ってみたけど、あたしにしては長続きしてる。
「小野一輝です!よろしくおねがいします!
今何か部活とかしてますか?
俺と一緒に甲子園目指しませんか?」
なんか分かんないけど声かけられて、とあたしが言うより先に、坊主頭はまた腹から声を出して、まぶしいくらいの笑顔を敦士に向けた。
「はぁ?......よろしくな。
俺、高田敦士(たかだあつし)。
今は特に部活はやってねーけど......、つか、お前野球やってんの?俺も中学までやってたよ」
ドン引き間違いなしの挨拶に、敦士は眉間にシワをよせながらも、意外なことにきっちり自己紹介までした。
誰こいつ?」
「敦士、はよ」
ダメージジーンズにチャラい感じのロンT、それから耳にはいくつもピアス。さらに長めの茶髪にパーマなんかかけちゃって、見るからにチャラいこいつは、いちおうあたしの彼氏。
ちなみに高校入って四人目。
こんなんでも顔だけはイケてるし、彼氏もいなかったからなんとなく付き合ってみたけど、あたしにしては長続きしてる。
「小野一輝です!よろしくおねがいします!
今何か部活とかしてますか?
俺と一緒に甲子園目指しませんか?」
なんか分かんないけど声かけられて、とあたしが言うより先に、坊主頭はまた腹から声を出して、まぶしいくらいの笑顔を敦士に向けた。
「はぁ?......よろしくな。
俺、高田敦士(たかだあつし)。
今は特に部活はやってねーけど......、つか、お前野球やってんの?俺も中学までやってたよ」
ドン引き間違いなしの挨拶に、敦士は眉間にシワをよせながらも、意外なことにきっちり自己紹介までした。