プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
リビングに戻りづらいけど、あまりトイレに居座るのもまずくない?さすがにそろそろ戻らないとおかしいよね。
はぁ......。重い腰を上げて、ヨタヨタと廊下を歩く。
「かずくんごめんね~。
かずくんが女の子連れてくるなんて初めてだから、お母さん楽しみにしてたのに失敗しちゃったかも。
お母さん家族以外の人とお話しするのあんまり上手じゃないから~。
みどりちゃんにもうきたくないって思われてたら、どうしよう~」
「気にしすぎじゃなか?
そがん気にしとうのお母さんだけばい」
これは、一輝くんママと、一輝くんの声?
廊下を歩いてると、そんな声がボソボソと聞こえてきた。
「でも~みどりちゃん全然帰ってきてくれないわ。
きっと居心地悪かったのね~」
はぁとため息をつくお母さんの声。
さすがにここまで聞いといて、いつまでも盗み聞きはしていられない。
リビングに続くドアを勢い良く開ける。
「あ、あのっ!そんなことないです!
トイレ長くてすみません!
あたし緊張しちゃってました!
だから、あの!緊張してただけで居心地悪くなんてないです!」
あっ、一輝くんのお母さんの前では気を付けて私って言ってたのに、ついあたしって言っちゃった。ってもう今さらか。
はぁ......。重い腰を上げて、ヨタヨタと廊下を歩く。
「かずくんごめんね~。
かずくんが女の子連れてくるなんて初めてだから、お母さん楽しみにしてたのに失敗しちゃったかも。
お母さん家族以外の人とお話しするのあんまり上手じゃないから~。
みどりちゃんにもうきたくないって思われてたら、どうしよう~」
「気にしすぎじゃなか?
そがん気にしとうのお母さんだけばい」
これは、一輝くんママと、一輝くんの声?
廊下を歩いてると、そんな声がボソボソと聞こえてきた。
「でも~みどりちゃん全然帰ってきてくれないわ。
きっと居心地悪かったのね~」
はぁとため息をつくお母さんの声。
さすがにここまで聞いといて、いつまでも盗み聞きはしていられない。
リビングに続くドアを勢い良く開ける。
「あ、あのっ!そんなことないです!
トイレ長くてすみません!
あたし緊張しちゃってました!
だから、あの!緊張してただけで居心地悪くなんてないです!」
あっ、一輝くんのお母さんの前では気を付けて私って言ってたのに、ついあたしって言っちゃった。ってもう今さらか。