プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
「みんなおつかれ!と、おめでとう!」
あたしが内巻きボブに勝利したと同じく、星が丘も無事に一回戦を突破。これで、明日、それから来週の土日と、三回勝てばベスト4。
あと三回と聞くと、意外と近いような気もするけど、それが難しかったりもする。
そう受かれてばかりもいられないので、試合が終わるとすぐに、スタンドから下りて、みんなに声をかけてから、ベンチの片付けを手伝う。
完全空気の顧問和澤に、明日の集合時間を聞いた後に、ダウンをすませたみんなと合流して球場を出る。
「そうそうさっき変な女がきてたよ。
なんか一輝くんと同じクラスとか言ってたけど」
「変な女?誰ですか?」
いちおう一輝くんに、あの子がきたことは伝えておこうと球場の出口付近でそんなことを話していると、女子の黄色い声。
なに?出待ち?
「小野くん!おめでとう!」
誰待ちだと思っている間に、あたしの一輝くんに抱きついたのは、さっきの内巻きボブ。
ちょっと、何してくれちゃってんの?
あたしが内巻きボブに勝利したと同じく、星が丘も無事に一回戦を突破。これで、明日、それから来週の土日と、三回勝てばベスト4。
あと三回と聞くと、意外と近いような気もするけど、それが難しかったりもする。
そう受かれてばかりもいられないので、試合が終わるとすぐに、スタンドから下りて、みんなに声をかけてから、ベンチの片付けを手伝う。
完全空気の顧問和澤に、明日の集合時間を聞いた後に、ダウンをすませたみんなと合流して球場を出る。
「そうそうさっき変な女がきてたよ。
なんか一輝くんと同じクラスとか言ってたけど」
「変な女?誰ですか?」
いちおう一輝くんに、あの子がきたことは伝えておこうと球場の出口付近でそんなことを話していると、女子の黄色い声。
なに?出待ち?
「小野くん!おめでとう!」
誰待ちだと思っている間に、あたしの一輝くんに抱きついたのは、さっきの内巻きボブ。
ちょっと、何してくれちゃってんの?