プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
「なっ......、どがんしたと?」
「えへへ、昨日小野くんが試合見にきてって行ってくれたから、きちゃった。おめでとう、かっこよかったよ」
「応援にきてくれたとね。他のみんなは......」
いきなりの抱きつきタックルを受けた一輝くんは、あわてて女を引き剥がしながらも、いちおう応対している。
「おいおい一輝、誰だよ~。
浮気相手を球場に連れてくるなんて、意外とお前やるな。
可愛い彼女が二人もいてうらやまし~」
謎の女の襲撃に一瞬シーンとしていた部員たちだったけど、敦士が先陣きって冷やかすと、他もヤイヤイ言い出した。
「敦士くん彼女ほしいの?
じゃあ、私とかどうかなぁ。
敦士くんの一人目の彼女に立候補しようかな」
「おっ、マジ?
一人目っつうか、ミッチーが彼女になってくれんなら、一人で十分みたいな?ミッチーに比べたら、他の女なんか目じゃねーし」
ちょっと前に、敦士に本気でアタックしてみる、と豪語していた理穂だけど、今までのいきすぎたアピール癖がなかなか抜けないのか、相変わらずやりすぎてギャグみたいになってる。
敦士の方も理穂にコクられたら即OKしそうな雰囲気はあるけど、なんだかんだまだ付き合うには至ってないみたい。
「えへへ、昨日小野くんが試合見にきてって行ってくれたから、きちゃった。おめでとう、かっこよかったよ」
「応援にきてくれたとね。他のみんなは......」
いきなりの抱きつきタックルを受けた一輝くんは、あわてて女を引き剥がしながらも、いちおう応対している。
「おいおい一輝、誰だよ~。
浮気相手を球場に連れてくるなんて、意外とお前やるな。
可愛い彼女が二人もいてうらやまし~」
謎の女の襲撃に一瞬シーンとしていた部員たちだったけど、敦士が先陣きって冷やかすと、他もヤイヤイ言い出した。
「敦士くん彼女ほしいの?
じゃあ、私とかどうかなぁ。
敦士くんの一人目の彼女に立候補しようかな」
「おっ、マジ?
一人目っつうか、ミッチーが彼女になってくれんなら、一人で十分みたいな?ミッチーに比べたら、他の女なんか目じゃねーし」
ちょっと前に、敦士に本気でアタックしてみる、と豪語していた理穂だけど、今までのいきすぎたアピール癖がなかなか抜けないのか、相変わらずやりすぎてギャグみたいになってる。
敦士の方も理穂にコクられたら即OKしそうな雰囲気はあるけど、なんだかんだまだ付き合うには至ってないみたい。