プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
「......勝負にならねーよ。
星ヶ丘が甲子園に行けるわけねぇだろ。
早打ちのにっしーを卒業するのは賛成だけど、もっとまともな男探せ」
「あたしがそこらへんにいるまともな男に本気になると思う?」
ならねぇな、と即答える裕貴。
さすが弟、あたしのことをよく分かっている。
「優しい男も、顔だけの男も、エリートもノーサンキュー。サンキューなのは、あたしをワクワクさせる男だけよ。
裕貴はこんなにワクワクする勝負、したくないの?
まあ、そもそもアンタなんてベンチにすら入れないでしょうから、勝負にならないか......」
テレビを消して、やれやれと立ち去る振りをすれば、待てよと裕貴があたしの腕をつかむ。
きたきた。
ここまで言えば、裕貴がのってくることをあたしはよく知っている。
内心ほくそ笑みながら、裕貴の言葉を待つ。
星ヶ丘が甲子園に行けるわけねぇだろ。
早打ちのにっしーを卒業するのは賛成だけど、もっとまともな男探せ」
「あたしがそこらへんにいるまともな男に本気になると思う?」
ならねぇな、と即答える裕貴。
さすが弟、あたしのことをよく分かっている。
「優しい男も、顔だけの男も、エリートもノーサンキュー。サンキューなのは、あたしをワクワクさせる男だけよ。
裕貴はこんなにワクワクする勝負、したくないの?
まあ、そもそもアンタなんてベンチにすら入れないでしょうから、勝負にならないか......」
テレビを消して、やれやれと立ち去る振りをすれば、待てよと裕貴があたしの腕をつかむ。
きたきた。
ここまで言えば、裕貴がのってくることをあたしはよく知っている。
内心ほくそ笑みながら、裕貴の言葉を待つ。