プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
"みんなで一緒に楽しく野球しませんか?
こわい先輩もいないし、面倒な上下関係も一切ありません!初心者大歓迎!今なら即レギュラー!"
とまるっこい文字と、可愛い女の子と野球少年のイラストでデコった紙を一輝くんに見せると、一輝くんは難しい顔をした。
「こがんこと書いて、入部してから甲子園目指す言いよったら、みんなやめるんじゃなかですか?」
「ん~そ~ね~.....、そこはやめないように周りをがっちり固めてから?
大丈夫!あたしに任せてよ。
こう見えてあたし、狙った男を逃がしたこと......じゃなかった、目標を達成できなかったことないから」
あたしもそこまで何か考えがあるわけではない。
だけど、まずは部員入れないと何も始まらないっしょ?
自信満々にそう言えば、一輝くんはその新しいポスターを握りしめたまま、うなずいた。
みどり先輩がそこまで言うのなら、と。
新しいポスターに張り替え、勧誘方法を変えてから二日後。
ついに、私たち以外の入部希望者がきた。
しかも二人。
こわい先輩もいないし、面倒な上下関係も一切ありません!初心者大歓迎!今なら即レギュラー!"
とまるっこい文字と、可愛い女の子と野球少年のイラストでデコった紙を一輝くんに見せると、一輝くんは難しい顔をした。
「こがんこと書いて、入部してから甲子園目指す言いよったら、みんなやめるんじゃなかですか?」
「ん~そ~ね~.....、そこはやめないように周りをがっちり固めてから?
大丈夫!あたしに任せてよ。
こう見えてあたし、狙った男を逃がしたこと......じゃなかった、目標を達成できなかったことないから」
あたしもそこまで何か考えがあるわけではない。
だけど、まずは部員入れないと何も始まらないっしょ?
自信満々にそう言えば、一輝くんはその新しいポスターを握りしめたまま、うなずいた。
みどり先輩がそこまで言うのなら、と。
新しいポスターに張り替え、勧誘方法を変えてから二日後。
ついに、私たち以外の入部希望者がきた。
しかも二人。