プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
「授業の後片付けしてたら、急に背中押されて......。
気づいた時には、ドアのカギがしまってた」
「それって、意図的に閉じ込められたってこと?」
「そうだと思う。
あたしもよく分かんないけど......」
みのるの気迫に押されて、視線をそらしながら、とりあえず分かる範囲内で答える。
そう、あたしもよく分からないんだ。
何のために、誰がこんなことをしたのか。
「やっぱりこの前のあの子が......?」
「や、たぶん違うと思う。
体育の授業の後に、わざわざ違うクラスのリョーコがここにきてたら不自然過ぎるし。
同じクラスか、隣のクラスの子じゃないかな」
リョーコだったらやりかねないけど、あの子以外にも心当たりならたくさんある。
あたしの陰口言ってた一輝くん狙いの内巻きボブとか、最近大人しくしてるけど中学の時の元カレのメガネなんかも怪しい。
思いつくだけでもそれだけいるってことは、あたしのこと嫌いな人間はもっといるってことだ。
気づいた時には、ドアのカギがしまってた」
「それって、意図的に閉じ込められたってこと?」
「そうだと思う。
あたしもよく分かんないけど......」
みのるの気迫に押されて、視線をそらしながら、とりあえず分かる範囲内で答える。
そう、あたしもよく分からないんだ。
何のために、誰がこんなことをしたのか。
「やっぱりこの前のあの子が......?」
「や、たぶん違うと思う。
体育の授業の後に、わざわざ違うクラスのリョーコがここにきてたら不自然過ぎるし。
同じクラスか、隣のクラスの子じゃないかな」
リョーコだったらやりかねないけど、あの子以外にも心当たりならたくさんある。
あたしの陰口言ってた一輝くん狙いの内巻きボブとか、最近大人しくしてるけど中学の時の元カレのメガネなんかも怪しい。
思いつくだけでもそれだけいるってことは、あたしのこと嫌いな人間はもっといるってことだ。