プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
2、信じたくても信じられない話
それから二週間がたち、十二月もあと半分を切りテスト週間間近となったこの頃。
あれから、一輝くんはあたしとみのるが何もないってことにちゃんと納得してくれたし、直接何かを言ってきたりはしない。
でも、いまだに疑念を持たれているのは、はっきりしてる。
練習で疲れてるだろうに、一輝くんは前よりもなんていうか......。
もうこれは気のせいじゃないよねってくらいに、何度も強くあたしを求めてくるようになったから。
や、それは全然いい、ってかむしろ嬉しいんだけど。
ぶっちゃけいつバレるのか、ここ最近のあたしの胃のストレスがマッハ。
一輝くんと一緒にいくのを断って、みのると二人で部室にいたこと。
さらに、絶妙なタイミングで流れた噂。
にもかかわらず、それを全て偶然で片付けて、不自然にそれを否定するあたし。
疑う材料ならありすぎるくらいあって、これで疑うなって方がムリってもの。
それでもどうにか信じようとしてくれている一輝くんがけなげすぎて、もうどうしたらいいのか。
全て言っちゃえば楽になれるんだろうけど、一度否定してしまっただけに、日がたつにつれ、ますます言えなくなってきちゃってる。
もうこうなったら、墓場まで秘密を隠し通すか、最悪な形でバレて自滅するか。
そのどっちかの道しかあたしには残されていないってわけだ。
あれから、一輝くんはあたしとみのるが何もないってことにちゃんと納得してくれたし、直接何かを言ってきたりはしない。
でも、いまだに疑念を持たれているのは、はっきりしてる。
練習で疲れてるだろうに、一輝くんは前よりもなんていうか......。
もうこれは気のせいじゃないよねってくらいに、何度も強くあたしを求めてくるようになったから。
や、それは全然いい、ってかむしろ嬉しいんだけど。
ぶっちゃけいつバレるのか、ここ最近のあたしの胃のストレスがマッハ。
一輝くんと一緒にいくのを断って、みのると二人で部室にいたこと。
さらに、絶妙なタイミングで流れた噂。
にもかかわらず、それを全て偶然で片付けて、不自然にそれを否定するあたし。
疑う材料ならありすぎるくらいあって、これで疑うなって方がムリってもの。
それでもどうにか信じようとしてくれている一輝くんがけなげすぎて、もうどうしたらいいのか。
全て言っちゃえば楽になれるんだろうけど、一度否定してしまっただけに、日がたつにつれ、ますます言えなくなってきちゃってる。
もうこうなったら、墓場まで秘密を隠し通すか、最悪な形でバレて自滅するか。
そのどっちかの道しかあたしには残されていないってわけだ。