プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
6、あたしの彼氏
「お、おかえりっ!
遅かったね!」
ドタバタと3人で一階に降りていけば、ちょうど会社のスーツのままのパパが玄関にいたので、そこまでいって声をかける。
「ただい、ま。
二人とも、まだ起きてたの?
.......あれ、そっちのこは?」
いつもはわざわざ玄関まで出迎えたりしないあたしと裕貴が今日はそうしていることを、パパは若干不審な目で見ながらも、あたしたちの後ろにいた一輝くんに目を向ける。
それに気づいて、打ち合わせ通りにねと裕貴をつつく。
「ああ、こいつ俺の友達で、今日泊まっていきたいって話してたんだけど、いい?」
一輝、と彼を隣に呼んで、打ち合わせ通りに行動する裕貴を見守る。
よし、ここまでは完璧。
「初めまして、おとうさん!
小野一輝です!みどりさんと同じ星が丘高校野球部で、甲子園目指してます!よろしくお願いします!」
一度パパに頭を下げてから、いきなり元気よく自己紹介という、打ち合わせになかった行動をしている一輝くんには毎度ながら驚かされる。
甲子園いま関係なくない?
ていうか、それよりも......。
遅かったね!」
ドタバタと3人で一階に降りていけば、ちょうど会社のスーツのままのパパが玄関にいたので、そこまでいって声をかける。
「ただい、ま。
二人とも、まだ起きてたの?
.......あれ、そっちのこは?」
いつもはわざわざ玄関まで出迎えたりしないあたしと裕貴が今日はそうしていることを、パパは若干不審な目で見ながらも、あたしたちの後ろにいた一輝くんに目を向ける。
それに気づいて、打ち合わせ通りにねと裕貴をつつく。
「ああ、こいつ俺の友達で、今日泊まっていきたいって話してたんだけど、いい?」
一輝、と彼を隣に呼んで、打ち合わせ通りに行動する裕貴を見守る。
よし、ここまでは完璧。
「初めまして、おとうさん!
小野一輝です!みどりさんと同じ星が丘高校野球部で、甲子園目指してます!よろしくお願いします!」
一度パパに頭を下げてから、いきなり元気よく自己紹介という、打ち合わせになかった行動をしている一輝くんには毎度ながら驚かされる。
甲子園いま関係なくない?
ていうか、それよりも......。