プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
しばし気まずい沈黙が続いたあと、何を思ったのかいきなり一輝くんがソファから立ち上がった。
「今日はすみませんでした!
挨拶もまだなのに、いきなりこんな遅い時間に上がり込んでて申し訳ないと思ってます。
だけど俺......、自分はみどりさんを心から愛してます!
これからもずっと一緒にいたいと思ってます。
おとうさんに認めてもらえるようにがんばります!」
「だからおとうさんはやめとけって」
大きな声ではっきりとパパに宣言してくれた一輝くんに、あたしたちから少し離れたとこに座った裕貴は冷ややかな目を向ける。
ていうか、なんでまだ裕貴も一階にいるの?
まあ裕貴はひとまずいないものとするとしても、一輝くんがこんなに言ってんのに、なんでパパは返事さえしてくれないの?
怒ってるでも認めないでもいいから、せめて返事くらいしてよ。
いつまでも無反応のパパにイラッとして、あたしも一輝くんと同じように立ち上がった。
「あたしと一輝くんは心から愛し合ってるの!
誰にも邪魔できない。反対したってムダだよ。
裕貴も一輝くんの親友だし、ママだって一輝くんのこと大好きだもん。パパが認めなくても、あたし一輝くんと絶対結婚するんだから!!」
「高校生のくせに結婚って、何いってんだお前。
相変わらず頭おかしいな。
プロポーズもされてないのに、飛躍しすぎだろ」
つい熱が入って、勝手に裕貴を一輝くんの親友にしたあげく、話を飛躍させ過ぎてしまうと、また弟からムカつく突っ込みが入る。
いないものと思おうとしたけど、やっぱムカつく!
「今日はすみませんでした!
挨拶もまだなのに、いきなりこんな遅い時間に上がり込んでて申し訳ないと思ってます。
だけど俺......、自分はみどりさんを心から愛してます!
これからもずっと一緒にいたいと思ってます。
おとうさんに認めてもらえるようにがんばります!」
「だからおとうさんはやめとけって」
大きな声ではっきりとパパに宣言してくれた一輝くんに、あたしたちから少し離れたとこに座った裕貴は冷ややかな目を向ける。
ていうか、なんでまだ裕貴も一階にいるの?
まあ裕貴はひとまずいないものとするとしても、一輝くんがこんなに言ってんのに、なんでパパは返事さえしてくれないの?
怒ってるでも認めないでもいいから、せめて返事くらいしてよ。
いつまでも無反応のパパにイラッとして、あたしも一輝くんと同じように立ち上がった。
「あたしと一輝くんは心から愛し合ってるの!
誰にも邪魔できない。反対したってムダだよ。
裕貴も一輝くんの親友だし、ママだって一輝くんのこと大好きだもん。パパが認めなくても、あたし一輝くんと絶対結婚するんだから!!」
「高校生のくせに結婚って、何いってんだお前。
相変わらず頭おかしいな。
プロポーズもされてないのに、飛躍しすぎだろ」
つい熱が入って、勝手に裕貴を一輝くんの親友にしたあげく、話を飛躍させ過ぎてしまうと、また弟からムカつく突っ込みが入る。
いないものと思おうとしたけど、やっぱムカつく!