絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~②
集合時間
優也さんと2人で《mother》の近くまでやって来たのは時計が14時を指した頃だった。
集合時間まで、あと3時間。
あたしはスマホを取り出し、メッセージを確認した。
ファミレスで送ったメッセージの返事が一件だけ来ていて、それは公恵からだった。
《もちろん! 行くよ!!》
沢山の絵文字付きでそう書かれたメッセージ。
公恵は心配しなくても来てくれるだろう。
でも、他のメンバーはどうしたのだろう?
あたしは新着メールが届いていないか確認しながら首を傾げた。
松田さんはメッセージを返すようなタイプじゃないように見えるからいいとして、清水君は?
あの人はメールやメッセージにすぐ返信するように見える。
しかし、新着は届いていなかった。
「とりあえず、あのカフェに入ろうか」
優也さんにそう言われ、あたしたちは《mother》の正面にあるカフェへと足を向けた。
最近では見慣れなくなったレトロな喫茶店で、中に入ると落ち着いた大人の雰囲気があった。
集合時間まで、あと3時間。
あたしはスマホを取り出し、メッセージを確認した。
ファミレスで送ったメッセージの返事が一件だけ来ていて、それは公恵からだった。
《もちろん! 行くよ!!》
沢山の絵文字付きでそう書かれたメッセージ。
公恵は心配しなくても来てくれるだろう。
でも、他のメンバーはどうしたのだろう?
あたしは新着メールが届いていないか確認しながら首を傾げた。
松田さんはメッセージを返すようなタイプじゃないように見えるからいいとして、清水君は?
あの人はメールやメッセージにすぐ返信するように見える。
しかし、新着は届いていなかった。
「とりあえず、あのカフェに入ろうか」
優也さんにそう言われ、あたしたちは《mother》の正面にあるカフェへと足を向けた。
最近では見慣れなくなったレトロな喫茶店で、中に入ると落ち着いた大人の雰囲気があった。