絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~②
勝者
5人全員が《mother》の中へ入って行った時、どこからか拍手の音が聞こえて来てあたしはそちらへ顔を向けた。
《mother》の入り口の影から、黒スーツの男が現れてハッとする。
いつからそこにいたのだろうか。
完全に気配を消されていて、全く気が付かなかった。
それとも、これも3D映像だろうか。
あたしはたじろき、後ずさりをした。
「おめでとう、君が今回の勝者だ」
拍手をしながらそういう黒スーツの男。
「……優也さんはどうなるの?」
「ほう。君を陥れようとした男の事が気になるのか?」
おかしそうに笑い、そう言う黒スーツの男。
すると、《mother》のドアが勝手に開いた。
「どうぞ、入りたまえ。君を歓迎するよ」
黒スーツの男に促されて、あたしは《mother》へと足を踏み入れたのだった。
《mother》の入り口の影から、黒スーツの男が現れてハッとする。
いつからそこにいたのだろうか。
完全に気配を消されていて、全く気が付かなかった。
それとも、これも3D映像だろうか。
あたしはたじろき、後ずさりをした。
「おめでとう、君が今回の勝者だ」
拍手をしながらそういう黒スーツの男。
「……優也さんはどうなるの?」
「ほう。君を陥れようとした男の事が気になるのか?」
おかしそうに笑い、そう言う黒スーツの男。
すると、《mother》のドアが勝手に開いた。
「どうぞ、入りたまえ。君を歓迎するよ」
黒スーツの男に促されて、あたしは《mother》へと足を踏み入れたのだった。