絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~②
エレベーターの設置されている部分だけ半円型のベランダがついていて、そこでコロッセオを観戦できる状態にあるようだ。
ベランダの手すりには、マイクが固定されている。
圧倒される景色の中、唖然としているとコロッセオの中にさっきの女性たち5人が入って来た。
歓声は一気に大きなものへと変わって行く。
すでに「殺せ!!」と、コールしている人もいる。
そしてもう1人……女性たちが入って来たのとは逆の扉から……優也さんが入って来たのだ。
5人の女性はまだ何が始まるのかわかっていない様子だが、優也さんの目は鋭く、獲物を睨みつけている。
その姿に、あたしはようやく優也さんの本当の顔を見る事ができたような気がした。
「どうして君はあの男の策略に気が付いたんだい?」
黒スーツの男がコロッセオを見下ろしながらそう聞いて来た。
ベランダの手すりには、マイクが固定されている。
圧倒される景色の中、唖然としているとコロッセオの中にさっきの女性たち5人が入って来た。
歓声は一気に大きなものへと変わって行く。
すでに「殺せ!!」と、コールしている人もいる。
そしてもう1人……女性たちが入って来たのとは逆の扉から……優也さんが入って来たのだ。
5人の女性はまだ何が始まるのかわかっていない様子だが、優也さんの目は鋭く、獲物を睨みつけている。
その姿に、あたしはようやく優也さんの本当の顔を見る事ができたような気がした。
「どうして君はあの男の策略に気が付いたんだい?」
黒スーツの男がコロッセオを見下ろしながらそう聞いて来た。