絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~②
いくらかっこよくたって、知らない男性が自分の隣に座ると言うのが抵抗があるんだろう。
それに気が付いた公恵がスッと席を立ち上がり、彩美の隣に座った。
結果、あたしの隣の席が1つ開く形になる。
「ここなら、平気でしょ?」
公恵が彩美に向かってそう言うと、「別に、いいけど……」と、彩美も頷いた。
優也さんは少し戸惑う様子を見せつつも、あたしの隣に座った。
いつもより少し近い距離に思わずドキッとしてしまう。
「俺、本当に腹減ってるからガッツリ食うよ?」
そう言いながら優也さんはメニューを開く。
「どうぞどうぞ。あたしたち待ってるから大丈夫!」
公恵がそう言い、ニコニコと笑う。
待っているからという事は、これから遊びに行くのに優也さんも一緒に行こうと誘っているようなものだ。
公恵は本当は男好きなのかもしれない。
だから、客寄せガールなんてしているのかもしれない。
最後のケーキを口に運びながら、あたしはそんな事を考えていたのだった。
それに気が付いた公恵がスッと席を立ち上がり、彩美の隣に座った。
結果、あたしの隣の席が1つ開く形になる。
「ここなら、平気でしょ?」
公恵が彩美に向かってそう言うと、「別に、いいけど……」と、彩美も頷いた。
優也さんは少し戸惑う様子を見せつつも、あたしの隣に座った。
いつもより少し近い距離に思わずドキッとしてしまう。
「俺、本当に腹減ってるからガッツリ食うよ?」
そう言いながら優也さんはメニューを開く。
「どうぞどうぞ。あたしたち待ってるから大丈夫!」
公恵がそう言い、ニコニコと笑う。
待っているからという事は、これから遊びに行くのに優也さんも一緒に行こうと誘っているようなものだ。
公恵は本当は男好きなのかもしれない。
だから、客寄せガールなんてしているのかもしれない。
最後のケーキを口に運びながら、あたしはそんな事を考えていたのだった。