絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~②
☆☆☆
今日限定のかき氷は限定というだけあってさすがに美味しかった。
その時間だけは他愛のない普通の会話をして、まるでカップルのような時間を過ごす事ができた。
2人でファミレスを出た時、あたしは思った。
あたしは確実に優也さんに惹かれていっている。
《奴隷部屋》から脱出した時の緊張感は薄れつつあるが、その想いに変わりはなかった。
あたし、きっと本気で優也さんの事を好きになっている……。
隣を歩きながらそう思う。
それは嬉しいはずなのに、すごく苦しくて辛かった。
あたしは隣にあるく優也さんを見る。
優也さんはあたしに歩調を合わせてくれていて、時々「暑くない?」とか「疲れてない?」とか、心配してくれる。
優也さんは《奴隷部屋》から脱出できたら付き合おうと言ってくれたことを覚えているだろうか?
今、この状況で告白したらどう思うだろうか?
恋愛なんてしている場合じゃないとわかっていながら、そんな事を考えてしまう。
そして、あたしたちがたどり着いたのは学校から少し歩いた場所にあるネットカフェだった。
今日限定のかき氷は限定というだけあってさすがに美味しかった。
その時間だけは他愛のない普通の会話をして、まるでカップルのような時間を過ごす事ができた。
2人でファミレスを出た時、あたしは思った。
あたしは確実に優也さんに惹かれていっている。
《奴隷部屋》から脱出した時の緊張感は薄れつつあるが、その想いに変わりはなかった。
あたし、きっと本気で優也さんの事を好きになっている……。
隣を歩きながらそう思う。
それは嬉しいはずなのに、すごく苦しくて辛かった。
あたしは隣にあるく優也さんを見る。
優也さんはあたしに歩調を合わせてくれていて、時々「暑くない?」とか「疲れてない?」とか、心配してくれる。
優也さんは《奴隷部屋》から脱出できたら付き合おうと言ってくれたことを覚えているだろうか?
今、この状況で告白したらどう思うだろうか?
恋愛なんてしている場合じゃないとわかっていながら、そんな事を考えてしまう。
そして、あたしたちがたどり着いたのは学校から少し歩いた場所にあるネットカフェだった。