絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~②
長い髪の毛を追って行くと屋上へと続くドアが現れた。
いつも昼休みになるとどこかへ行ってしまう子だと思ったけれど、屋上に来ていたのか。
でも、屋上は普段解放されていない。
ドアが開くことはない。
そう思った時だった、松田さんがスカートから何かを取り出した。
それは蛍光灯の明かりでキラリと輝いて見えた。
すると松田さんはそれを屋上へと続くドアの鍵穴に差し込んだのだ。
カチャ。
小さく音がして、ドアは簡単に開けられた。
なんで鍵なんて持ってるんだろう……。
不審に思いながらも松田さんの行動を見ていると、不意にこちらを振り向いた。
屋上へ続く一本の階段に立っていたあたしは隠れ場所もなく立ちすくむ。
「あたしに何か用事?」
大人びたその声に一瞬体がゾクゾクした。
同い年なのに、まるで成熟しきった女性のような雰囲気を持っている。
いつも昼休みになるとどこかへ行ってしまう子だと思ったけれど、屋上に来ていたのか。
でも、屋上は普段解放されていない。
ドアが開くことはない。
そう思った時だった、松田さんがスカートから何かを取り出した。
それは蛍光灯の明かりでキラリと輝いて見えた。
すると松田さんはそれを屋上へと続くドアの鍵穴に差し込んだのだ。
カチャ。
小さく音がして、ドアは簡単に開けられた。
なんで鍵なんて持ってるんだろう……。
不審に思いながらも松田さんの行動を見ていると、不意にこちらを振り向いた。
屋上へ続く一本の階段に立っていたあたしは隠れ場所もなく立ちすくむ。
「あたしに何か用事?」
大人びたその声に一瞬体がゾクゾクした。
同い年なのに、まるで成熟しきった女性のような雰囲気を持っている。