好きです 短編
「小森~お前のテスト38点」

あっ!先生声でかい!

「先生声でかい!」

「でかい声で言われたくなかったら勉強しろ」

ですよね。

もぉ、クラスの皆笑ってるよ。

「えぇ、今から言うやつは放課後残るように、小森お前だけだ放課後残るのは」

嘘でしょ、でも先生と二人っきりでいれるならいいや///

「先生~♡麗華も残っていいですかぁ?♡」

げっ、浅野麗華。
浅野のさんは、浅野財閥のご令嬢。手に入れたいものは、必ず手に入れる。凄いぶりっ子だから女子からは嫌われてるけど、男子からは大人気。この子も先生のコト好きなのかな。

「いいぞ。」

え、先生OKしちゃうの。

「やったぁ♡小森さん、よろしくね♡」

「は、はい」

あぁぁ、最悪。なんで、こーなるの。

「優璃愛、最悪だね。折角南と二人っきりだったのに。」

ほんとっに、でも浅野さんに逆らったらどうなるかわからないし。断れないよ。
こーなったら、しょうがないよね。
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