好きです 短編
「先生。」

「小森。お前。」

今先生見たら、余計に泣いちゃう。

「俺…。」

「先生が好き…ずっとずっと好きだった」

「でもな、小森…。」

っ。

「わかってるよ!先生のコトを好きになっちゃいけないの!だけど、好きなの!気持ちを制御できないの!先生といる時間が幸せだった。」

私は自分でも、何を言ってるのかわからなかった。

「っ…。ほんとっに、仕方ないな。」

「ぇっ?」

気がつくと私は先生の胸にいた。

「もぉ、我慢できない。俺も小森が好きだ。」

う…そ

「小森のコトずっと見てた。いつも笑って、友達と楽しそうに話してる小森を見てたら恋してた。」

「ぅっ…」

「だから、今日も小森と2人で勉強を出来ると思ってた。」

「せ…ぅっ…先生。」

「もぉ、一人で泣くな。」

そんな、優しい声に涙が溢れてくる。

「涙が…ぅっ…止まらないよ…」

「なら、俺が止めてやる。」

先生の顔が近づく。

「んっ…」

私は先生にkissされた。

「せ…んっ…せい」

いつしか、涙は止まっていた。

空には星空が見え始めていた。
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