シュールな関係
裏切りの代償って?
激しく雨が窓を叩く音で目が冷めた。


「痛たたたっ 頭いたい


んん~~っ」


ベッドにある時計を見るとまだ5時半



なんだか身体やと頭が以上に痛い。



喉がカラカラなのに気づき

昨夜の飲み比べのことを思い出す



そうだった 

昨夜、バンドールで大和と飲み比べをしたのよね…



あっ!!  

それでわたし昨日は大和から25万手に入れたのよ!!


「諭吉さん、諭吉さん♪」


二日酔いも一瞬にして飛ぶように口ずさみながら

有頂天でバックを開ける



が――――――・・・




「えっ・・・・・・ない?


どこ、どこなの諭吉ぃ!?」




   マジで?



一体どうしてなのっ!?



手さ探りにしていたのを逆さまにして全部出す

転がり出るのは出たのは化粧品セットに定期に自分の財布


その中には大和の諭吉は含まれていない?






顔面蒼白になりプチパニック!


大和からお金を貰った?というか、とにかく

抜いたのは覚えてるし、その後はちょっと盛大に


タクシーに乗って帰って来て・・・


アパート帰ってから玄関で

諭吉に『ようこそ、わが家へ』と言った記憶まではかろうじてある。




それ以降は―――――――



・・・・・・記憶ない。






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