シュールな関係
障子が締まる音で意識を戻す
「結果がキス!?
一体何か何だかわかりません!!
えっと
殴るのですよね?
えっと えっと、
覚悟は決めてますので殴って下さい」
訳が分からず混迷状態ながらも
さっきより強く瞼を閉じて身体に力をいれると
「ククッ」
と一之瀬さんが笑いだした。
「しっかり歯を食いしばって目を瞑れって
言ったけど
殴るなんて言ってねぇだろ?」
確かに言ってないけど・・・
この場合キスはありえないでしょ?
「さっきのキスのことか?
ああ…
あれは奈緒がして欲しそうな顔してたから。
期待して目を瞑ってたんだろ?」
悪びれた様子も特になく
何食わぬ顔で箸を割りお重を食べ始める。
うううっ・・・
やられたぁ―――!!
「期待なんでしてません!!
殴られるかと覚悟したに・・・」
「殴られたかったのが?
確かに奈緒はマゾっ毛あるしな」
「ありません!」
ムッとして反発した眼を向ける。
「まあいいって!
そういうことにしといてやるよ
それとももう一度目を瞑るか?」
悪戯気な瞳が楽しそうに光る
そういう事ってどういう事よっ!!
この黒王子がっ!
「結果がキス!?
一体何か何だかわかりません!!
えっと
殴るのですよね?
えっと えっと、
覚悟は決めてますので殴って下さい」
訳が分からず混迷状態ながらも
さっきより強く瞼を閉じて身体に力をいれると
「ククッ」
と一之瀬さんが笑いだした。
「しっかり歯を食いしばって目を瞑れって
言ったけど
殴るなんて言ってねぇだろ?」
確かに言ってないけど・・・
この場合キスはありえないでしょ?
「さっきのキスのことか?
ああ…
あれは奈緒がして欲しそうな顔してたから。
期待して目を瞑ってたんだろ?」
悪びれた様子も特になく
何食わぬ顔で箸を割りお重を食べ始める。
うううっ・・・
やられたぁ―――!!
「期待なんでしてません!!
殴られるかと覚悟したに・・・」
「殴られたかったのが?
確かに奈緒はマゾっ毛あるしな」
「ありません!」
ムッとして反発した眼を向ける。
「まあいいって!
そういうことにしといてやるよ
それとももう一度目を瞑るか?」
悪戯気な瞳が楽しそうに光る
そういう事ってどういう事よっ!!
この黒王子がっ!