シュールな関係
どうしてこの場にいてるのだろ?
なぜ大和が椎名社長の息子なのだろう。
多恵さんは一体どこまで知っているのだろう
蚊帳の外気分でモヤモヤした気分が高まり
目の前の肉に八つ当たりをしながらグサッと力を込めて突き刺しワインで飲み込む。
本当は美味しい筈なのに・・・
最高級なディナーなのに・・・
この最上階からの景色も絶景なのに。
大好きなフカヒレスープも北京ダックも鮑も大和のせいで
味覚障害が起こってしまったのか味がよく分からない!!
「奈緒、肉切ってやろうか?
食いちぎってるみたいたぞ」
大和を跳ね返すように睨み「自分で食べれるわよ!!
大和の方こそ食べさせてあげましょうか?」
フラストレーションを押さえながら答える。
「じゃ その北京ダック俺に食べさせて!」
「!!!」
マジで食べさせろだとぉ!?
睨んだわたしを気にもせずに「あ~ん」と口を上げる
大和めぇ~~~っ!
この状況を楽しんでるわねっ
「ほら 早く食わせろって!
お前は口だけか? 手をうごかせろ」
うるさい口を黙らすために自分の北京ダックと大和のを
二つまとめて蓋をするように口の中にねじ込んだ
なぜ大和が椎名社長の息子なのだろう。
多恵さんは一体どこまで知っているのだろう
蚊帳の外気分でモヤモヤした気分が高まり
目の前の肉に八つ当たりをしながらグサッと力を込めて突き刺しワインで飲み込む。
本当は美味しい筈なのに・・・
最高級なディナーなのに・・・
この最上階からの景色も絶景なのに。
大好きなフカヒレスープも北京ダックも鮑も大和のせいで
味覚障害が起こってしまったのか味がよく分からない!!
「奈緒、肉切ってやろうか?
食いちぎってるみたいたぞ」
大和を跳ね返すように睨み「自分で食べれるわよ!!
大和の方こそ食べさせてあげましょうか?」
フラストレーションを押さえながら答える。
「じゃ その北京ダック俺に食べさせて!」
「!!!」
マジで食べさせろだとぉ!?
睨んだわたしを気にもせずに「あ~ん」と口を上げる
大和めぇ~~~っ!
この状況を楽しんでるわねっ
「ほら 早く食わせろって!
お前は口だけか? 手をうごかせろ」
うるさい口を黙らすために自分の北京ダックと大和のを
二つまとめて蓋をするように口の中にねじ込んだ