シュールな関係
「一之瀬さん、どうされましたかぁ?」
「奈・・いや神崎が来てないけど遅れる理由とか聞いてないか?」
「奈緒先輩? 遅いですよねぇ
ここに来る直前まで奈緒先輩と一緒に仕事してて
時間の確認もしてるし、ちゃんと来るって言ってましたよぉ」
食事のメニューを言ったらさらに喜んでたし、という。
「でもアイツ来てないだろ?」
「ですよね。どうしたんでしょう
何か急なトラブルが入ったのでしょうか?」
それなら秘書課に連絡来るのに…とメールをチェックする。
「あいつのことだから場所間違ってるとかないか?」
「そんなことありませんよぉ
奈緒先輩がここを紹介してくれたんですから!!」
そうだ。 ここは俺が奈緒を連れて来た店
あいつが森山にここを紹介したなら間違える訳がない。
じゃあ、奈緒はなぜ来ない?
もう始まって20分が経つだろ。
遅れて来るなら普通は連絡くらい俺にはするだろ?
「あいつから連絡は来てるか?」
森山がもう一度携帯を覗き、俺に首を横に振る。
俺の携帯にも連絡ない。
「チッ なんで連絡してこない!」
ムカついて舌打ちをした。
「奈・・いや神崎が来てないけど遅れる理由とか聞いてないか?」
「奈緒先輩? 遅いですよねぇ
ここに来る直前まで奈緒先輩と一緒に仕事してて
時間の確認もしてるし、ちゃんと来るって言ってましたよぉ」
食事のメニューを言ったらさらに喜んでたし、という。
「でもアイツ来てないだろ?」
「ですよね。どうしたんでしょう
何か急なトラブルが入ったのでしょうか?」
それなら秘書課に連絡来るのに…とメールをチェックする。
「あいつのことだから場所間違ってるとかないか?」
「そんなことありませんよぉ
奈緒先輩がここを紹介してくれたんですから!!」
そうだ。 ここは俺が奈緒を連れて来た店
あいつが森山にここを紹介したなら間違える訳がない。
じゃあ、奈緒はなぜ来ない?
もう始まって20分が経つだろ。
遅れて来るなら普通は連絡くらい俺にはするだろ?
「あいつから連絡は来てるか?」
森山がもう一度携帯を覗き、俺に首を横に振る。
俺の携帯にも連絡ない。
「チッ なんで連絡してこない!」
ムカついて舌打ちをした。