シュールな関係
「救いようもない馬鹿ね」
この男と話しているとますます気分が悪くなる
「お前も救いようのない顔してるぞ」
全く答えていなく、ダメージを受けてるのはわたしらしい
「うるさいわねぇ~っ
大丈夫じゃないから気分悪いって言ってるじゃないの
日本語通じてる?
あなたそれくらい空気読めないの?
バカじゃない?」
「・・・ギスギスして痛いなお前
その性格じゃ男いないだろ
可愛そうに―――
なんなら・・・・
俺が構ってあげようか?」
彼がいようがいないがこの男に何か関係ないのに
上から目線でガンガン言われて最悪だったのを思い出す・・・
「あなたとなんて一生ありえない
もう帰るから、ねぇ どっか行ってくれない?」
声を掛けてきた安い男を振り払って
それで え―――と…?