シュールな関係
「やっぱ 奈緒だよな!?


すんげぇ美人で綺麗な人見えたと思ったら



それが奈緒だろ!?

マジ焦ったぜっ


しつこいけどマジで奈緒だよな?」


驚きを隠せない大和にコクリと頷く。



「俺、今テンション上がりまくり

奈緒、ドレスも超似合てるじゃん!!


ゴージャスで、マジで見間違えたと思ったぞ」


嬉しそうに…大和が話す。



それと同時にわたしが欲しかった

盛大なお褒めの言葉を大和からもらい

思った以上に照れるわたし…



「///そ…それはありがとう

でも、どうして大和がここにいるの?」



「俺か? 


一応社長の息子だろ?って

本当はパーティーは興味なんかねぇし

来るつもりはなかったんだけど。


オヤジかどうしても出席してくれって

何度も連絡があっても無視してたけど

『奈緒さんが来るかも』って聞いたから疑心暗鬼できたんだよ


マジで会えたから来て超ラッキー!!



・・・でもそれより

ナゼ奈緒がここにいるんだ?」 

そっちの方が疑問だと、訝し気に問われる。



「大和 久しぶりだな!

二人は…知り合いなのか?」



「おっ 雅兄じゃん ひさしぶり!」

大和が一之瀬さんを見てニカッと笑う。



うわっっ~~~つ

悪夢のトライアングルだぁ!!


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