シュールな関係

「あのぉ 3人のご関係は?」


居心地の悪さに耐え切れず、必死に出てきた質問をする


「俺らは光の会のメンバ―だよ」

一磨が答える

「『光の会』って何ですか?」

全く分からずに首を大きく傾げる


「大和が来たのは母親が亡くなってからだけど

俺らの環境は生まれた時からちょっと特殊で、



小さいころから英才教育を受けらされ

多数の外国語、バイオリン、ピアノ、スポーツ、乗馬 

夏冬は海外の寄宿学校に通う…



いわば後継者やセレブが

集まったのが『光の会』僕たちはそこで知り合ったんだ


僕と大和は雅兄に可愛がってもらったもんねぇ」

懐かしさを含めて一磨が説明してくれる。


『光の会』かぁ

タダのおぼちゃまだと思っていたのに意外だわ。

彼らにもそれなりに苦労して…今があるのね。




「そうそう

女の口説き方から悪いことは全部 

俺らの黒歴史は雅兄仕込みだよな」

大和も思い出して笑う。



そう言えば…彼らの性格

どこか一本筋が効いていて

我が儘さに生意気さに傲慢さ。


自信たっぷりのとこや秀麗者

時折見せるオーラも似ているわ。



納得だ!!



大和も一磨も一之瀬JRしてたもの!!



じゃぁ…三人は十分は親しい関係ってコトよね!?


あぁ… 最悪だぁ…



< 314 / 441 >

この作品をシェア

pagetop