シュールな関係

「でもやっぱお前と

こんなとこで会うなんて面白いな


いつも予想外の展開で現れてさ


もう俺の中ではセフレレベル超えてるな」


「まだセフレとか言ってるの？

程度低過ぎよ

億の女を目の前によく寝ぼけたこと言えるわね？」



「そうだな

お前はそんなレベルの女じゃねーな


奈緒もやっぱり

俺に運命かんじるだろ？」



「でも本当にいつも大和には

驚かされるわよね

あっ…その馬鹿さ加減の事よ」


調子に乗らないように釘を刺す。


酔った勢いの相手で・・・

運命の再会で…？

バーで潰れるまで飲んだり…

そして今回もここでバッタリ…



偶然に…彼の行動に…発言


意地悪ぽかったり…子供みたいに

笑ったり…時には大人びて

いつもビックリさされてしまう



「もうお前は俺の普通を余裕に超えてるってわけ



でも　今夜、雅兄のパートナーで来てるってことは

雅兄が偽恋人をした相手だな」


大和にはバレてるのだからコクリと頷く




「奈緒…おまえさ　

雅兄とは何処まで関係なんだ？」


「関係？」


「あぁ　前に代理の恋人って

言ってただろ


雅兄と…寝てるのか？」


「寝てるって？」



「SEXしてる関係なのか？」


「//そんなことしてないわよっ」

ブルブルと首を横に振る。



寝たと言えば…病気で添い寝をしてもらっただけ

かなりきわどい内容だったけど…


「じゃ…ホントに代理なんだな


ふぅ…　　良かった

安心したよ


奈緒さ

雅兄から、若菜って女の話を聞いてねぇか？」




「若菜？　


誰それ？全然聞いてないよ」




わかな…　　　わかな…


どこかで聞いたことある名前

だけどーーーー




何処でだったかしら…？