シュールな関係

「/// ヒャン!!」


ゾクッとするような感覚とくすぐったさが混じり

グラスを持つ手が揺れ、おもわず声が…漏れる


「///こらっ


ナニするのよ!!

人目もあるのにヤメなさいよっ」




不意打ちにサワられ人目と恥ずかしさで

耳まで真っ赤になってしまう。



「ハハッ 

今 俺のこと…エロく感じただろ?



赤くなって 奈緒可愛い~な


今度はこの体勢から首筋にキスでも…

いや、それとも舐めようか?」



既成事実第二弾と、そう言いいながら

首筋に顔を近づける・・・


「いい加減にしなさいよ 馬鹿

セクハラのおっさん状態じゃないの!」


肘鉄を食らわせ、密着された身体から急いで離れる。


ぃでででぇ…ひどいな奈緒、といいながらも

悪ぶれている様子は微塵もない。



一之瀬さんだけでなく

わたし今は大和にも思いっきり

振り回されてる!?


遊ばれてる?

からかわれてる?





会長も来ないのにわたしはここで

一体何を…しているだろう。




んんっ・・・?

 
何だか 遠くから

ビームのような鋭い視線がーーーー




ぐぐっ!!

山本さんの鋭い視線だ!!



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