シュールな関係
「えっ~ そ、そうなの?  

ショックー!

でも…わたくしはめったに

頂けないモノは全部

チャレンジいたしますのっ!!」



めったに喰えねぇ物は…

全部チャレンジって奈緒…


喰う気、気満々じゃん。

それに言葉使いもおかしいし!


今夜はつまんねパーティだと思ったけど

こいつといてたら退屈しねぇな!




「///ハッ…―――――」


いきなり奈緒がハッっと息を飲む。


「ん…? どうした?」



食べる奈緒の手が止まり、固まっている






「大和、見える?



山本さんよね…?


遠くからわたしのこと


凄い顔でガン見・・・してるよね!?」




「ああ 

無表情だが真っ直ぐにお前を見てるな」



藤堂と雅兄の少し後ろからピッシッと一直線だ。




「い、威圧感を感じる…よね?

チョット怖いかも

あの目は何か語ってるよね?

もしかしてわたしはしゃぎ過ぎって語ってるのかなぁ…



お皿山盛りに

入れて食べてるから、食べ過ぎだとか…?」


「両方だろうな」


もちろんそれだけではないだろうが

一番は俺らを監視してるのだろう


「山本さん ごめんなさい 


ただただ、こんな素敵な格好してたから…

億ダイヤを身に付けてるから


おふざけを少し…

チョッピリしたけなのよっ!!


そうそうニッコリ

上品に笑顔だったわね」


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