シュールな関係
金輪際、一之瀬さんになんかに

騙されないわよ~っ!


この顔だけ男め~

そのにくらしい口を巨大針に

劇薬でも塗り付けて縫い付けて

やりたいわ。




ぐふっ

考えるだけであ~楽し。




「これ以上 からかうなら

この話白紙に戻しますよ


お・見・合・い~

お・見・合・い~


即結婚~♪ 即結婚~♪」


今度はわたしが音頭を

取るように挑発的な態度にでる。



「何ふざけてるの?

俺の貴重な時間をさいて

練習してんだ 


お礼の言葉すらもないのか?」


はぁ?

なにいきなり冷静になって

当たり前のようにわたしを

しかりつけるの!?



しかも時間さかれているのは

わたしだっつーの!!



えっ?

一之瀬さ~~ん


なんですかぁ~~?

全く聞こえないですけど~?


わたしに対する

感謝の言葉が~~~!!





「お前・・・なに反抗的な

目してんだよ


全然怖くもねぇけど、な」



「いった―――いっ!」

軽くデコピンではじかれる
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