《完》闇を抱えた天才少女
「じゃあ今日はとりあえず疲れたと思うし
家に案内するね。」
社長が言った。
「はい!」
あ、社長直々にマンションまで
来てくれるんだ
って思ったけど
「この住所のところがマンションだから
そこに行ったらわかると思うけど
管理人さんがいるからその人から聞いて。」
ですよねー
まさか社長が直々に行くなんてないよね。
そう思いながらも
「ありがとうございます」
と言って私は事務所を出た。