《完》闇を抱えた天才少女



昨日、雪菜さんに


「社長と芸能学科高等学校の校長先生が

知り合いらしいから明日は校長室に


直行してだって」



と昨日、言われた。




だから、ドキドキしながら



校長室の前に立った。



まだ、私が学校に来るのが遅かったらしくて


生徒さんとは会ってない。





深呼吸しながら校長室をノックした。



「失礼します。」



ドアを開けると



「あ、晴ちゃんだね?」



これまた優しそうなおじさんがいた。




「ようこそ、芸能学科高等学校へ。


晴ちゃんのことはすべて

社長から聞いてるよ。」



「時間もないし、晴ちゃんの担任の先生を

紹介するからわからないことがあれば


その人に聞くといいよ。」




「わかりました。」




< 49 / 157 >

この作品をシェア

pagetop