親指姫な彼女と普通の俺
大学のラウンジは人が大勢集まっている
太陽と海斗は、コーヒーを飲みながら
ソファーでくつろいでいた
「あーーーっ だるかった今日の授業…
俺もお前みたいに遅刻してやろうか」
じろりと太陽を見る
「海斗、見かけによらずまじめだもんね」
「あぁ? てめぇは見かけによらず不真面目で、意味不明で、チャランポランで、空想大好き野郎じゃねぇかよ」
海斗から黒いオーラが湧き上がる
太陽はカラカラと笑った
「俺っていい感じの男だな~」
「何がじゃ!!」
溜め息をついて、コーヒーを一口飲む
「お前、あの空想なんていい加減やめたよな?」
コーヒーをストローで飲んで答える
「え?だからいるって妖精」
「うわ… でたよ お前な、いい歳してまだそんなこと言ってんのか?」
子供のように大きく頷いた
「いるって思わないと、会えないって
まぁそのうち会えるさー」
「お前のネバーランド的思考ってマジでどうにかならんか…?
俺の命のプラモデルにクッキーぶっ刺しとくの止めてくれないかね…!?」
海斗の眉間のしわとは反対に
太陽はにっこり笑った
「いや~ああゆうところに刺しといたらくるかなーって でももうせんよー ごめんな」
「ったく… まぁいいけどよ
何にせよそんな空想してないで青春しろよ」
首を傾げて
「青春?」
「おうよ 例えばー… 彼女作るとか?」
間髪入れずに
「興味ない」
「はやっ!!」
「それなら俺、妖精の国行くわ」
なぜか瞳を輝かせる親友に
海斗は頭を抱えた
「だめだコイツ 早くなんとかしねぇと…」
そんな親友の思いをよそに、太陽はのんきなあくびを一つした
太陽と海斗は、コーヒーを飲みながら
ソファーでくつろいでいた
「あーーーっ だるかった今日の授業…
俺もお前みたいに遅刻してやろうか」
じろりと太陽を見る
「海斗、見かけによらずまじめだもんね」
「あぁ? てめぇは見かけによらず不真面目で、意味不明で、チャランポランで、空想大好き野郎じゃねぇかよ」
海斗から黒いオーラが湧き上がる
太陽はカラカラと笑った
「俺っていい感じの男だな~」
「何がじゃ!!」
溜め息をついて、コーヒーを一口飲む
「お前、あの空想なんていい加減やめたよな?」
コーヒーをストローで飲んで答える
「え?だからいるって妖精」
「うわ… でたよ お前な、いい歳してまだそんなこと言ってんのか?」
子供のように大きく頷いた
「いるって思わないと、会えないって
まぁそのうち会えるさー」
「お前のネバーランド的思考ってマジでどうにかならんか…?
俺の命のプラモデルにクッキーぶっ刺しとくの止めてくれないかね…!?」
海斗の眉間のしわとは反対に
太陽はにっこり笑った
「いや~ああゆうところに刺しといたらくるかなーって でももうせんよー ごめんな」
「ったく… まぁいいけどよ
何にせよそんな空想してないで青春しろよ」
首を傾げて
「青春?」
「おうよ 例えばー… 彼女作るとか?」
間髪入れずに
「興味ない」
「はやっ!!」
「それなら俺、妖精の国行くわ」
なぜか瞳を輝かせる親友に
海斗は頭を抱えた
「だめだコイツ 早くなんとかしねぇと…」
そんな親友の思いをよそに、太陽はのんきなあくびを一つした