生徒会長が私を好きな理由
「…疲れてるな」
あぐらをかいて缶コーヒーを飲む悠生が、ペットボトルの蓋を開ける私に話しかける。
「ちょっとね…でも大丈夫!」
「この後クラスの方も手伝いに行くんだろ?」
「そう。装飾がまだ終わってないんだって」
衣装合わせもまだらしいから、もしかしたら徹夜かもって皆騒いでたけど大丈夫かな…
私は学校に泊まり込みで悠生と少しでも一緒にいられることが嬉しいから疲れなんて吹っ飛ぶけど♪
「今年は2日目に一般公開が許されたから皆すごい張り切ってるもんね。悠生が先生に頼み込んでくれたおかげだよ」
文化祭の一般人ので入りは禁止されていたが、悠生のおかげで今年から許される事になり生徒達は盛り上がっている。
「生徒がやる気になる方法を考えただけだ」
「悠生のおかげでつくば高校が生まれ変わったんだよ…本当にこの学校に来てくれた事に感謝だね!」
白学の理事長にも感謝しなくちゃ!
「俺もここに来れて良かった。最初は全然乗り気じゃなかったけど学校も生徒もいい事しかなかった…それに……」
悠生が声を止めると…私をじっと見つめてくる。恥ずかしくなってバッと目をそらすと、悠生は私に近づき座り直す。
「…明日と明後日。白学も文化祭なんだ」
「え、そーなの?…ぁ」
思わず顔を上げると悠生の顔がすぐそこにあってすごく近い。私が赤くすると悠生はクスクスと笑った。
「…白学の文化祭は行かなくていいの?」
「行くつもりはない。だけど2日目の後夜祭は絶対参加なんだよ」
「後夜祭…って何?」
「打ち上げみたいなものだ。生徒達が着飾ってお疲れパーティー的なものをやる。両親や学会の偉い人達も来るから欠席出来ない」
「へぇ…」
そんなパーティーに悠生は参加するのか…きっと女子にモテモテなんだろうな……ちょっと嫌かも。
「その後夜祭にお前も来て欲しい」
「えっ…」
あぐらをかいて缶コーヒーを飲む悠生が、ペットボトルの蓋を開ける私に話しかける。
「ちょっとね…でも大丈夫!」
「この後クラスの方も手伝いに行くんだろ?」
「そう。装飾がまだ終わってないんだって」
衣装合わせもまだらしいから、もしかしたら徹夜かもって皆騒いでたけど大丈夫かな…
私は学校に泊まり込みで悠生と少しでも一緒にいられることが嬉しいから疲れなんて吹っ飛ぶけど♪
「今年は2日目に一般公開が許されたから皆すごい張り切ってるもんね。悠生が先生に頼み込んでくれたおかげだよ」
文化祭の一般人ので入りは禁止されていたが、悠生のおかげで今年から許される事になり生徒達は盛り上がっている。
「生徒がやる気になる方法を考えただけだ」
「悠生のおかげでつくば高校が生まれ変わったんだよ…本当にこの学校に来てくれた事に感謝だね!」
白学の理事長にも感謝しなくちゃ!
「俺もここに来れて良かった。最初は全然乗り気じゃなかったけど学校も生徒もいい事しかなかった…それに……」
悠生が声を止めると…私をじっと見つめてくる。恥ずかしくなってバッと目をそらすと、悠生は私に近づき座り直す。
「…明日と明後日。白学も文化祭なんだ」
「え、そーなの?…ぁ」
思わず顔を上げると悠生の顔がすぐそこにあってすごく近い。私が赤くすると悠生はクスクスと笑った。
「…白学の文化祭は行かなくていいの?」
「行くつもりはない。だけど2日目の後夜祭は絶対参加なんだよ」
「後夜祭…って何?」
「打ち上げみたいなものだ。生徒達が着飾ってお疲れパーティー的なものをやる。両親や学会の偉い人達も来るから欠席出来ない」
「へぇ…」
そんなパーティーに悠生は参加するのか…きっと女子にモテモテなんだろうな……ちょっと嫌かも。
「その後夜祭にお前も来て欲しい」
「えっ…」